宗教を読み解く重要キーワード 「修飾」

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宗教をうまく利用する。そんなこと言ったら怒られそうだけど、宗教を理解する為の三つのキーワードを考えてみた。

 

それは、修飾、修辞、修行です。
つまり、宗教とは修めることだと悟った。修めるとは、正し、整え、直すこと。なんてことない。本来は誰にでも役に立つものなのだ。
特に物事を考えたり、創作する上でのツールになるだろうと考えている。 

 

「修飾」
人々は死を装飾した。

我々は死を意味づけ、「無意味な死」から「意味のある死」にするために宗教が必要だった。
島田裕已著『宗教はなぜ必要なのか』によれば、仏教キリスト教も死を意味づけるために確立されていったという。
日本の仏教でいえば西方極楽浄土への往生。
キリスト教で言えば原罪からのキリストの復活。どちらも、死というマイナスの価値をプラスの価値にしたのですね。